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3.2.5 目次
目次は \markuplist \table-of-contents
コマンドを用いて挿入します。目次に表示すべき要素は \tocItem
コマンドで挿入されます
– このコマンドは最上位あるいは音楽表記の内部で使用します。
\markuplist \table-of-contents \pageBreak \tocItem \markup "First score" \score { { c'4 % ... \tocItem \markup "Some particular point in the first score" d'4 % ... } } \tocItem \markup "Second score" \score { { e'4 % ... } }
目次を構成するために使用するマークアップは
\paper
ブロックの中で定義します。デフォルトのマークアップは、目次のタイトルを構成する tocTitleMarkup
と、目次の要素 – 要素のタイトルとページ番号 – を構成する
tocItemMarkup
です。これらの変数はユーザによって変更することができます:
\paper { %% 目次タイトルをフランス語に翻訳します: tocTitleMarkup = \markup \huge \column { \fill-line { \null "Table des matières" \null } \hspace #1 } %% より大きなフォント サイズを使用します tocItemMarkup = \markup \large \fill-line { \fromproperty #'toc:text \fromproperty #'toc:page } }
tocItemMarkup
定義の中で目次要素のテキストとページ番号を参照する方法に注目してください。
より手の込んだ目次を構築するために新しいコマンドとマークアップを定義することもできます:
- まず、
\paper
ブロックの中で新しいマークアップ変数を定義します - それから、このマークアップ変数を用いて、目次要素を付け加えるための音楽関数を定義します。
以下の例では、オペラの目次の中で幕の名前を挿入するために新しい様式を定義しています:
\paper { tocActMarkup = \markup \large \column { \hspace #1 \fill-line { \null \italic \fromproperty #'toc:text \null } \hspace #1 } } tocAct = #(define-music-function (text) (markup?) (add-toc-item! 'tocActMarkup text))
要素とページ番号の間をドットで埋めることができます:
\header { tagline = ##f } \paper { tocItemMarkup = \tocItemWithDotsMarkup } \book { \markuplist \table-of-contents \tocItem \markup { Allegro } \tocItem \markup { Largo } \markup \null }
参照
インストールされているファイル: ‘ly/toc-init.ly’
定義済みコマンド
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